安心・安全への取り組み
我が社は、より高い品質と安全性・信頼性の向上を追求し、
お客様に満足と安心を提供し続けます。
第一化成では、お客様への安心と信頼を第一に考え、品質と安全性の確保を最優先して総合的な生産管理・品質管理の徹底に日々取り組んでいます。
製品は、「HACCP 導入型食添 GMP」認定プラント、「京 (みやこ) ・食の安全衛生管理認証制度」を取得したプラントおよび「HACCP」に準拠したプラントで製造し、さらに厳しい自社基準を設け、製品の品質・安全性に関する保証体制を確立しています。
第一化成では、様々なタンパク質類をはじめとする「機能性食品素材・製剤」、調味料・着色料・保存料などを混合した「食品添加物・製剤」、たれ・ソース類の「食品」、そして新世代のサプライサービス「プレミアムミックス DK」を製造しています。
6 つのプラントでは、「HACCP 導入型食添 GMP」、「京(みやこ)・食の安全衛生管理認証制度」の認定登録、「HACCP」に準拠した衛生管理など、各種品質・製造管理システムを導入し、それぞれのガイドラインに準拠した製造管理基準、製造衛生管理基準および品質管理基準などの整備・改善に日々取り組んでいます。
6つのプラントと『QC/QA』、そして『R&D』をオンラインで結んだ『総合生産管理システム』を構築しています。
リアルタイムですべての原材料の入庫から製品出荷まで、製造状況や製造管理状況、品質管理、そして品質保証データを高度なセキュリティで一元管理して、トレーサビリティー ※1を可能にし、「安全性」と「高品質」を確保しています。
また、食品衛生法に定義されたアレルギー特定原材料の製造工程でのコンタミネーション防止対策のため、各プラントで設備改善などを含めた取り組みを行っており、レシピ以外のアレルギー特定原材料 ※2の混入防止対策を全てのプラントで実施しています。すべてのプロセスをオンラインで管理・保証し製品をお届けします。
※1 食品トレーサビリティ(traceability)とは?
trace(追跡する)と、ability(可能)という2つの単語を組み合わせた言葉で、「追跡が可能」という意味です。つまり、食品がいつ、どこで、どのように生産されて加工され、流通されたかを各段階で記録を残して、食品がどのような経路で最終地点まで届いたのかを追跡可能にすることです。当社では原料および製品のロット管理をシステム化することで、原料、製造、出荷、流通までを瞬時に追跡することが可能になっています。
※2 アレルギー特定原材料
アレルギーを発症させるおそれのある物質のうち、実際に症例が多く、重篤な症状にいたるおそれのあるもので、商品への表示が義務づけられている7品目(えび・かに・卵・乳・小麦・そば・落花生)のこと。
食添 GMP の基本である「最終製品の管理だけでなく、原料受入以降の製造工程中に内在する問題点を事前に排除する手法」と HACCP の基本である「製造工程ごとの危害を予測し、重要工程を継続的に監視・記録する手法」を融合させ、製造工程における品質管理、製造及び衛生管理をより強化した、一般社団法人日本添加物協会が設けた認証制度です。
食品事業者の自主的な衛生管理を京都市が評価、認証することにより、一層の食品の安全確保を図り、食品に関する安心を提供することを目的として創設された制度です。
HACCP とは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようする衛生管理の手法です。
この手法は 国連の国連食糧農業機関( FAO )と世界保健機関( WHO )の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。
※HACCP 方式と従来の製造方法の違いは
従来の抜取検査による衛生管理に 比べ、より効果的に問題のある製品の出荷を未然に防ぐことが可能となるとともに、原因の追及を容易にすることが可能となるものです。
HACCP を 導入した施設においては、 必要な教育・訓練を受けた従業員によって、定められた手順や方法が日常の製造過程において遵守されることが不可欠です。
食品衛生法で定義された特定原材料(アレルゲン)のコンタミネーション防止対策として、原材料の確認、器具類の使い分け、製造ラインの区分け、製品の製造順序、定期的な検査等を実践しています。